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モブ・ディープのプロディジーが42歳という若さで死去

   

ニューヨーク・クイーンズを代表するハードコア・ラップデュオMobb Deep(モブ・ディープ)Prodigy(プロディジー)ことAlbert Johnson(アルバート・ジョンソン)が42歳という若さでこの世を去った。

まだ10代だったプロディジーとハヴォックによるモブ・ディープは、1993年にアルバム『Juvenile Hell』でデビューを飾り、続く1995年にリリースしたセカンドアルバム『The Infamous』はヒップホップ史に残るクラシックとして今もなお愛され続けられている名盤であり、これには「Shook Ones Part II」「Survival Of The Fittest」「Temperature’s Rising」といった名曲が収録されている。その後も2007年までに合計8枚のアルバムを発表、ダークで無駄の無いトラックに、ハードコアなリリックが現在のシーンにも大きく影響を与えた伝説的なグループであった。またプロデューサー業として活動するハヴォックとは対照的に、プロディジーはラッパーとしてソロ活動を行っていた。特に2000年にリリースしたアルバム『H.N.I.C.』は高評価を得ており、シングルカットとなった「Keep it Thoro」は当時ラジオやクラブなどで大ヒットした。

ヒップホップ・シーンに大きく影響を与えてきた偉大なるラッパーであるプロディジーには良い話ばかりではなく、赤血球の形状が鎌状になり酸素運搬機能が低下して起こる貧血症である鎌状赤血球貧血(かまじょうせっけっきゅうしょう)という病気を生まれながらにして患っており、ずっとこの病気と戦ってきたのである。今回の死因については正式には発表されてはいないが、おそらくこの病気が影響したことは間違いないだろう。

彼はGhostface Killah(ゴーストフェイス・キラー)やOnyx(オニクス)、KRS-One(KRSワン)、Ice-T(アイスT)といった90年代を共に歩んできたラッパーらとラスベガスにて“Art of Rap Tour” に出演しており、このイベントの後に体調が急変したようだ。

彼の悲報について多くのラッパーやアーティストらがSNS上にてコメントを発表しており、その一部を下記の通り紹介したいと思う。

42年間、難病と戦い続けた戦士が残した名曲の数々は、我々の心に永遠に残るだろう

Rest in peace, Prodigy

🙏🏾 QB RIP King P. Prodigy 4 Ever

Nasir Jonesさん(@nas)がシェアした投稿 –

Don't want to believe he's gone. Omg. RIP @prodigymobbdeep #QueensFinest

Nicki Minajさん(@nickiminaj)がシェアした投稿 –

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