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リック・ロスの『Port of Miami 2』、結局叶わなかったある二人のビーフ問題

      2019/08/15

先日、リリースされたラッパーRick Ross(リック・ロス)のニューアルバム『Port of Miami 2』の中で、今回ある事が話題となっている。それは、14曲目に収録されている「Maybach Music Ⅳ」についてだ。

リック・ロスの『Port of Miami 2』に収録された「Summer Reign」はSWVの名曲をサンプリング

この曲にはLil Wayne(リル・ウェイン)Jonh Legend(ジョン・レジェンド)がフューチャリングされている。しかし、実はこの曲にはPusha T(プシャT)も参加する予定だったというのだ。リック・ロスは今回のアルバムがリリースされる前に、リル・ウェインとプシャTがコラボする曲を収録するかもしれないと伝えていた。

リル・ウェインとプシャTの二人は長い間ビーフ関係にある。2000年初期の頃、プシャTは兄弟でClipse(クリップス)というラップ・デュオを組んでいた。彼らはファレルと共に、日本のアパレルブランドBapeをヒップホップ・シーンに流行させたグループとしても知られる。しかし、当時のVibe紙にリル・ウェインがBapeを着て表紙を飾ったことにプシャTは面白く思わなかったという。リル・ウェインがクリップスのスタイルをパクっているんじゃないのか?と訴えるも、リル・ウェインはこのことについては否定をしていた。その後、2012年にはプシャTがリル・ウェインらを攻撃した「Exodus 23:1」という曲を発表、これで彼らのビーフが一気に大きくなっていった。それからは、最近まで続くドレイクとプシャTというバトルにまで発展することになる。

そんな長いビーフ関係にあった二人が、遂に!?と思ったのだが、リリースされたアルバムに収録されていた「Maybach Music Ⅳ」にはプシャTのヴァースはなかった。この事についてリック・ロスは、“プシャTとリル・ウェインはお互いのヴァースについて了解をしてくれたんだ、二人は少しでも近づこうとしていた。でも、これは今じゃないって思ったんだ”と伝えている。一方のプシャTは“いつものことさ、文句は言えない”と述べている。

両者のビーフが解決するにはもう少し時間がかかるのだろうか?少なくてもリック・ロスが伝える通り、彼らが近づこうとしている動きはあるようなので今後に期待したい。

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