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ロジックの”Can I Kick It”はトライブ・コールド・クエストをサンプリング

      2019/03/30

メリーランド州出身の人気ラッパーLogic(ロジック)が、以前から告知していた通り、Bobby Hall名義で小説“Supermarket”を発表した。これに合わせて同じタイトル名義のサウンドトラックもリリース。ここでは収録曲である「Can I Kick It」をご紹介したいと思う。

「Can I Kick It」と言えば、ヒップホップ好きなら誰もが頭に浮かぶのは、90年代を代表する伝説的ラップ・グループA Tribe Called Quest(ア・トライブ・コールド・クエスト)が1990年にリリースした同名曲だろう。この曲では以下のフックの掛け合いが有名である。

Can I kick it? (Yes, you can!)
Can I kick it? (Yes, you can!)
Can I kick it? (Yes, you can!)
Well, I’m gone, gone

そして、ロジックの新曲でもこのフックが使用されており、シンガーのJutoがしっとり歌い上げるものとなっている。

トライブのオリジナル曲は、Lou Reed(ルー・リード)「Walk on the Wild Side」のベースをサンプリングしたものだった。しかし、トライブは、ルー・リードからのサンプリング許可が下りなかった為に、この曲ではしっかりと稼げていないという。逆に許可は下りなかったものの、トライブによる儲けた分については、ルー・リードが吸収していたという噂もある。さらには、今回のロジックによる新曲「Can I Kick It」でも、ルー・リードから許可を得なくてはいけなかったようだが、ロジックがサンプリングしたのは、トライブのフックのみである。

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 - 2019年 Hip Hop, Hot New Single ,