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Jコールの新曲”1985″はリルパンプに対してラップしたもの?(一部和訳有り)

   

J.Cole(Jコール)が自身5作目となるニューアルバム『KOD』をリリースし、巷ではこのアルバムのリリックを読み解くことで大忙しなのではないだろうか。

タイトル名『KOD』が意味するものとは、“Kids on Drugs”“King Overdosed”“Kill Our Demons”という意味であることをSNS上で公開している。このアルバムではリーンやパコーセット、ザナックスといったドラッグに手を出す若者や、SoundCloud上にて注目される一発屋的なラッパーといった若者に対して、Jコールが感じる危機感をラップしたもののようだ。今回のアルバム・アートワークもそれを意味したものというのがわかる。

そして、今回特に気になった曲はアルバムの最後を飾る「1985」。この数字はJコールが生まれた年であり、彼は現在33歳になる。ヒップ・ホップシーンでは既にアダルトな存在であるJコールは、現在のLilなんちゃらみたいなインターネットで注目される一発屋的なラッパーに不満をもっているようだ。これについてJコールは以前にも「Everybody Dies」でLilなんちゃらをディスしている。

これはJコールだけじゃなく、おそらく90年代のヒップホップで青春を過ごした多くの人にとっても現在流行しているラップには理解に苦しむのかもしれない。新しいと言えば新しい、しかしラップを始めて1年足らずのスキルや、意味のない勢いだけのリリック、そして10分で作り上げたチープなトラックは、長年ヒップホップを愛してきた人にとってはワックなのかも。

この「1985」では、

1985年に俺は生まれた
33歳さ、マジか、ここまでこれた事に感謝するよ
俺は25歳以上になることなんて望んでいなかったんだ
現在流行している若者のラップ
奴らが作るラップはクソだ
俺が18歳の頃を憶えている
金、女、パーティー、俺も同じことをしていたいんだ

とラップ、その後

俺のことをディスしていた、驚いたよ
俺の回答を良く聴きな
かかってこいよ、リルメン、話してみようぜ

とラップするのだが、これはおそらくLil Pump(リル・パンプ)のことではないかと思われる。リル・パンプは以前にJコールをディスした「Fuck J. Cole」という曲を公開しており、これがそれに対しての返答なのではないだろうか。

このディス曲では”Nigga, fuck J. Cole”と”You is a bitch ass nigga”を連呼しただけというストレート過ぎる内容だ。

更には、

お前の腕に身につけた高価な時計や外車
俺が良いアドバイスをしてやるよ、
決してそれをやめるんじゃない
だってそれがラップゲームで生き残るための現実だからな
ファンキーな名前をしたリルなんちゃらなんてクソくらえだ

と、最近多い“Lil〜”という名前をしたラッパーを批判している。これにはLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)やLil Yachty(リル・ヤッティ)、そしてLil Pump(リル・パンプ)らが該当するのではないだろうか?

お前らの音楽がシーンを変えた
でも多くの人は良く思っていない
なぜならお前らのラップは商業的でポップだからだ
トラップが今はとてもホットだ
俺は次にホットになるものを追求してきた
心配しないでくれ、俺は既に一歩先にいる

最後に

俺はずっとここにいるさ、だって俺のラップスキルは極上だからな
そしてお前が落ちた時に、俺の言った言葉を憶えておきな
5年後、お前はLove & Hip-Hopに出演しているさ

と締め括っている。ちなみに、このLove & Hip-HopとはCardi B(カーディB)が出演していたアメリカの人気リアリティ番組のことである。

この曲に対して、早速リル・パンプがSNS上で反応した。

“ワォ、17歳をディスってるぜ、胸くそわりぃ”だって。。

今回のアルバム『KOD』は素晴らし過ぎるので是非チェックしてみて欲しい。

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