*

ファット・ジョーとレミー・マーによるコラボアルバム『Plata O Plomo』がリリース!

   

Plata O Plomo

待ちに待ったFat Joe(ファット・ジョー)Remy Ma(レミー・マー)によるコラボアルバム『Plata O Plomo』が遂にリリースされた!!!

Fat Joe(ファット・ジョー)と言えば、NYブロンクス出身、D.I.T.C.のメンバーでもある巨漢ラッパーであり、93年にリリースしたデビューアルバム『Represent』以来、正に20年以上もシーンに健在するベテラン・ラッパーである。90年代は硬派なハードコア路線であったが、近年ではメインストリーム中心のポップなR&B路線が大ウケし、「What’s Luv」や「I Won’t Tell」などヒット曲を生み出している。

一方、Remy Ma(レミー・マー) aka Remy Martin(レミー・マーティン)は、 ファット・ジョー率いるTerror Squad(テラー・スクワッド)のメンバーの一人であり、2000年にクラブ・アンセムとなったMOPの「Ante Up」のリミックスにBusta Rhymes(バスタ・ライムス)と共に参加し注目を浴びる。更にはテラー・スクワッドが2004年にリリースしたアルバム『True Story』に収録されていた「Lean Back」がこれもまたクラブを中心に大ヒットを記録する事となり、この曲はグラミー賞にノミネートする事となる。その後、2006年にはソロアルバム『There’s Something About Remy: Based on a True Story』をリリース、Swizz Beatz(スウィズ・ビーツ)とコラボした「Whateva」は、当時のクラブ・アンセムとなるも、彼女らが思っていた様には売れ行きは延びなかったようだ。そして、2008年には友人への発砲容疑で禁固8年を言い渡され、2014年には仮出所している。

そしてこの二人が昨年リリースしたFrench Montana(フレンチ・モンタナ)とのコラボ曲「All The Way Up」は、Jay-Z(ジェイZ)が参加したリミックスや、Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)The Game(ザ・ゲーム)E-40(イーフォーティー)ら西海岸を代表するラッパーが参加したリミックス、David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)GLOWINTHEDARK(グロウインザダーク)によるリミックスなどがリリースされ大ヒットを記録した。この曲は2月12日に開催されたグラミー賞にて“ベスト・ラップ・パフォーマンス”“ベスト・ラップ・ソング”の2部門にノミネートされる事となったが、惜しくも受賞は逃してしまった。

このアルバムには「All The Way Up」の他に、ファット・ジョーの息子であるRySoValidがフックを歌う「Cookin’」や、Ralph Tresvant(ラルフ・トレスヴァント)の「Do What I Gotta Do」をサンプリングし、Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン)とコラボした「Money Showers」、シンガーのThe Dream(ザ・ドリーム)とコラボしたキャッチーな一曲「Heartbreak」などを収録。

他にも、2013年に「Gangsta」がヒットしたマイアミ出身のシンガー・ラッパーKat Dahlia(キャット・ダリア)や、昨年「Don’t Mind」が大ヒットしたラッパーKent Jones(ケント・ジョーンズ)、近々アルバムリリースを予定しているR&BシンガーSevyn Streeter(セブン・ストリーター)、先日行われたグラミーにて3部門にノミネートしたBJ The Chicago Kid(BJザ・シカゴ・キッド)など旬なアーティストらも参加している。

現在46歳になるファット・ジョーと90年代を共に過ごした仲間の多くは、きっと現在のメインストリーム・シーンからは遠く離れているはず。彼のハードコアな一面とポップな一面のバランス、年齢を感じさせないパフォーマンスは、世代を超えた多くのラッパーやアーティストに影響を与えていくだろう。

Fat Joe(ファット・ジョー)とRemy Ma(レミー・マー)によるアルバム『Plata O Plomo』は、2017年ヒップホップ・シーンにおいて最重要アルバムとなる事は間違い無し!必聴!!!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

 - 2017年 Hip Hop , , , , , , , , ,